企画紹介
物理って、計算するだけじゃない。 見えない放射線が見える。Wi-Fiが「波」だとわかる。 「え、なにこれ?」が「なるほど!」に変わる瞬間。 理工展「をかしの物理」で、あなたも「あなをかし……」
団体紹介
物理応物学生部会は、早稲田大学物理学科および応用物理学科の有志学生による組織です。普段は自主ゼミを通して物理学を学んでいます。 2026年度理工展では、企画展示「をかしの物理」を出展しております。「をかし」は、ここでは知的な感動を指します。実際、徒然草に以下のようなくだりがあります。 「また、野分の朝こそをかしけれ (吉田兼好『徒然草』第十九段)」 普段、我々は紙の上で鉛筆を走らせ、計算結果から物理を構成することに大半の時間を割いています。物理の仕組みを理解するという物理学徒の使命を実行しているのです。しかし時には、より素朴に、物理の原点に立ち返ることもまた、醍醐味です。 物理学は、現象の観察を通してそこにある根本原理を探ることに源を発しています。日常では見ることのない放射線が可視化され、その実在を実感するとき。紙の上で計算して解くだけだった問題の背後にある物理現象をそれ自体として目の当たりにするとき。意識せず通信に利用しているWi-Fiが、紛れもなく波であると痛感したとき。我々は「あなをかし」の感を禁じ得ないのです。 各ブースの展示は、子供から大人まで、物理学を学んだ方もそうでない方も、あらゆる方に楽しんでいただけるものであると、密かに自負するところであります。放射線が見える霧箱、電磁気学の原理を応用したピタゴラスイッチ、文字が二重に見える方解石、温度差を電位に変換する熱電素子ー。我々の展示をご覧になった皆様はきっと、こう思うはずです。 「あなをかし…」 また、日頃の学習の成果を発揮すべく、とりわけ興味を持った事柄に関するポスターを作成しているメンバーもおります。目にとまるポスターがありましたら、ぜひともしばし立ち止まり、ご一読くださればと思います。 展示をご覧になっている間、ご質問などがございましたら、ブースにおります我々学生部会に気兼ねなくお声がけください。議論なども大歓迎です。 ここでは紹介していないブースもございますので、ぜひお越しいただき、「をかしの物理」を目の当たりにしていただければ幸いです。
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